逗子の人気おしゃれカフェ8選!
ランチにおすすめ&海が見える店も
神奈川県逗子市は、鎌倉市と葉山町の間にあり、古くから別荘地として栄えてきたまち。観光の中心となる逗子海岸沿いや、JR横須賀線「逗子駅」と京浜急行逗子線「逗子・葉山駅」から海までの道沿いには、子供と一緒に行ってみたいおしゃれなカフェが点在しています。
そこで今回は、逗子市内にある親子に人気のカフェを紹介! 海が見えるスポットをはじめ、湘南でとれた野菜や魚介が味わえる店、古民家をリノベしたカフェなど、どこもオーナーのこだわりを感じさせる素敵な店ぞろいです。
子供メニューやテラス席があるカフェもたくさん。この週末は、潮風を感じる“逗子カフェ”へ、親子でおでかけしてみませんか?
※記事中の情報には、一部取材時の情報が含まれます。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認するか、店舗へご確認ください
逗子ならではの絶景!海が見える& 夕日がきれいなカフェ
逗子海岸は遠浅で波が穏やかなファミリービーチ。SUPやヨット、夏限定のウォーターパークなど、親子で遊べるマリンアクティビティも豊富です。また晴れた日には、1年を通じて美しい夕日にも出会えますよ。
思いきり海で遊んだあとは、ぜひオーシャンビューのカフェへ。キラキラ光る海を眺めながら、いつもとは違う時の流れを感じてみませんか?
【JR逗子駅から車で約10分】海との一体感がたまらない! 岬のビーチハウス「サーファーズ」
逗子海岸から鎌倉方面へ国道134号線を進むと、左側の海沿いに現れる「surfers(サーファーズ)」。オーナー・成瀬一郎さんを中心に、サーファーの視点で作られたビーチハウスです。
最大の魅力は、崖の上に建つ絶好のロケーション! 開放的なテラスにいると、自分が壮大な景色の一部になったよう。時間とともに変化する海と空、水平線を眺めながら、ゆったりフード&ドリンクが楽しめます。
彩り豊かなフードメニューは、リゾート感たっぷり。人気の「鎌倉プレート」は、鎌倉野菜や小坪の魚介など、地元の新鮮な食材にこだわった料理が日替わりで登場します。
有機オーツミルクのラテや、果物や野菜を使ったカラフルなスムージー、トロピカルフルーツの100%ジュースなど、栄養豊富なドリンク類もいっぱい。子供が喜ぶアイスクリーム、ホームメイドスイーツもあります。
また、子供の誕生日をテラスでお祝いするのもおすすめです。海を見ながらのお誕生日会は、家族みんなの素敵な思い出となるはず。予約をすれば、花火付きの誕生日プレートやBGMのサプライズ演出もお願いできますよ。
2階には湘南らしいアクセサリーや小物が買えるスタイルショップを併設。湘南ビーチカルチャーが体感できるイベントも不定期に開催しているので、チェックしてみてください。
※事前に電話予約が必要です
■DATA
所在地:神奈川県逗子市新宿5-822-2
定休日:不定休 ※雨天、強風時は閉店(公式サイトで告知)
営業時間:11:00~22:00 ※要事前予約
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」、京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約25分/両駅からタクシーで約10分
テイクアウトもおすすめ! 海に着く前に寄り道したい名店
JR「逗子駅」や京急「逗子・葉山駅」と逗子海岸の間にも、地元民に愛されるカフェが点在しています。居心地のよい店ぞろいですが、テイクアウトして海で食べれば、楽しさとおいしさがさらにアップ♪ 野菜たっぷりのサンドイッチ、オーガニック食材のマフィン、もちもちの自家製ベーグルと、それぞれ魅力的なメニューがそろっていて、どの店に寄り道しようか迷ってしまいます。
【JR逗子駅から徒歩で約14分】築90年の古民家を改装したオーガニックカフェ「ビーチマフィン」
「Beach Muffin(ビーチマフィン)」は、京急逗子線の「逗子・葉山駅」から徒歩約10分。逗子海岸に向かう途中、田越川沿いにある古民家カフェです。逗子・葉山エリアにあるオーガニックなカフェの代表ともいえるお店で、映画「海街diary」のロケ地としても知られています。
その特徴は、有機栽培や無農薬にこだわったヴィーガンメニュー。店先には焼きたてのマフィンやブラウニーが並び、甘く芳ばしい香りが漂います。
安心安全な食材を使ったナチョスやブリトー、甘さ控えめで素朴な味わいのスイーツ類は、どれも親子で楽しめるものばかり。ビール好きなママパパなら、逗子発祥のクラフトビール「ヨロッコビール」がタップで飲めることも見逃せません。
手入れが行き届いた気持ちのいい店内には、オーナー・クラウチマリコさんのセンスとこだわりがぎっしり。アンティークな家具や小物、暮らしや環境に関わる書籍、絵本などが並び、懐かしい気持ちに包まれます。あまりの居心地のよさに、ついつい長居をしてしまいますよ。
■DATA
所在地:神奈川県逗子市桜山8-3-22
定休日:月~水曜 ※臨時休業あり
営業時間:木〜日曜11:00〜18:00(LO17:00)
タップルーム営業:土・日曜12:00〜18:00
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」から徒歩で約14分、京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約11分
※取材時の情報です。最新情報は店舗までお問い合わせください
【JR逗子駅から徒歩で約16分】五感を満たす地域密着カフェ&デリ 「アミーゴ マーケット」
映画とフード、カルチャーの発信地、「CINEMA AMIGO(シネマ アミーゴ)」に隣接する「AMIGO MARKET(アミーゴ マーケット)」。毎年GWに開催される「逗子海岸映画祭」や、「CINEMA AMIGO」内のキッチンで腕をふるってきた、井上園子さんによるカフェ&デリカテッセンです。
地域や人とのつながりを大切にし、地元のアーティストによるアクセサリーや雑貨、エコフレンドリーな日用品等も販売しています。
スイーツやお弁当、デリにはできる限り地元ゆかりの食材を使用しています。なかでも、三浦半島のこだわり農家から届く無農薬野菜のおいしさは格別! 市場に出荷されずに捨てられてしまう規格外野菜を買い取り、常備菜などに利用する取り組みも行っているそう。
サンドイッチやデリはイートインのほか隣のシネマカフェで食べることもでき、親子で海へでかける際のテイクアウトランチとしても便利です。
また、自然栽培の野菜を扱う「青果ミコト屋」のアイスクリームをアレンジしたパフェも要チェック。取材日のレシピは、ほおずきミルク、焼きなすほか3種のアイスをベースに、ジャスミンティーのジュレ、マスカルポーネ、パッションフルーツの特製ソースなどをプラス。香りも味も複雑なのにクセがなく…本当においしい! 五感に幸せを感じながらペロリと平らげてしまいました。
パフェは季節により内容が変わります。そのときにしか出会えない旬の味を、ぜひ親子で味わってみてください。
■DATA
所在地:神奈川県逗子市新宿1-5-14
定休日:月~水曜 ※臨時休業あり
営業時間:11:00~16:00
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」から徒歩で約16分、京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約14分
【JR逗子駅から徒歩で約10分】絵本のある「カフェくじらぐも」で、 もちもちのベーグル&コーヒーを
「カフェくじらぐも」は、JR「逗子駅」から逗子海岸へと向かうメインの道、シンボルロード沿いにあるお店です。「1日のスタートを応援したい」というオーナー・松島綾香さんの思いから、毎朝6:30に開店。海で朝活する人、これから出勤する人たちのために、淹れたてのコーヒーや自家製ベーグルサンドなどを提供しています。
店内はテーブル9席、カウンター2席がゆったりと配置された、清潔感あふれる空間。コーヒーのいい香りが鼻をくすぐります。カウンターキッチンの上にはサイフォンとエスプレッソマシンが置かれ、一杯ずつ丁寧にコーヒーを入れる松島さんの姿がありました。
客層は幅広く、日常のひとコマとして毎日欠かさず訪れる常連さんも。店内の絵本を子供に読み聞かせるママや、ソフトクリームを買って海まで食べ歩きを楽しむ親子もたくさんいます。逗子を訪れた際は、地元に住む家族のようにここでのんびり過ごしてみては。
■DATA
所在地:神奈川県逗子市新宿2-2-1
定休日:火曜 ※金曜は午前中のみ営業、臨時休業あり
営業時間:6:30~日没
※イートインは月~金曜は12:00まで、土・日・祝日は14:00頃まで。お食事メニューが完売した時点でテイクアウトのみ
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」から徒歩で約10分、京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約8分
JR逗子駅から徒歩10分圏内! 子連れに優しい「駅近カフェ」
JR「逗子駅」や京急「逗子・葉山駅」周辺には、コンパクトでセンス抜群のカフェが充実しています。親子で利用しやすく、おいしくて便利な店ぞろい! 海へでかける前後に、ぜひ立ち寄ってみてください。
【JR逗子駅から徒歩で約8分】おいしい彩り野菜を召し上がれ♪ 「シードリングキッチン 逗子」
京急「逗子・葉山駅」から約6分の「Seedling Kitchen(シードリングキッチン) 逗子」は、三浦半島の契約農家から直接届く、滋味豊かな無農薬野菜が堪能できるカフェ。
オーナー・高橋香苗さんが作る定食メニューは、もっちりとした黒米入り玄米ご飯と色鮮やかな野菜をメインに、発酵調味料で仕込んだ肉や魚をプラスしたもの。心と身体が喜ぶ、見た目も楽しい料理が並びます。
野菜そのもののおいしさが際立つように調理した「お子様ランチ」も人気です。ここで食事をしたことをきっかけに、野菜嫌いを克服できた子供も多いのだとか。
自慢のスイーツは、季節の味覚がたっぷり入ったマフィンや、リピーター続出の米粉チーズケーキ(グルテンフリー)など4種類。どれも食事メニュー同様、素材からこだわっているので小さな子供にも安心。テイクアウトも可能です。
■DATA
所在地:神奈川県逗子市逗子5-4-29
定休日:不定休 ※臨時休業あり
営業時間:店内飲食11:30~15:00、配達・デリバリー9:30~11:00/16:00~18:00
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」から徒歩で約8分、京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約6分
【JR逗子駅から徒歩で約7分】親子の会話が弾むアートなパフェ 「デザートカフェ ハチドリ」
「dessert cafe HACHIDORI(デザートカフェハチドリ)」は、オーナーパティシエ・神通佑輔(じんつうゆうすけ)さんによる華やかなパフェが評判のお店。JR「逗子駅」から徒歩約10分、京急線の「逗子葉山駅」から徒歩約3分の住宅街にあります。
旬の果物と、スイーツ素材を美しく盛りつけたパフェは、シーズンごとに3~4種類が登場。いずれもグラスの中に季節の情景が表現され、まるでアート作品のようです。
例えば「春うららパフェ イチゴ・サクラ・シソ」は、「“暖かな日差し”と“さわやかな風” を連想させる食材を使い、心地よい春の空気感を表現しました」と神通さん。甘酸っぱいイチゴとさわやかなシソ(大葉)のジュレが、まろやかな桜のアイスと相性抜群です♪
色彩あふれる野原をイメージした「季節の柑橘とベリーのパフェ」は、フルーツたっぷりで子供うけも上々。せとか、日向夏、ベルガモットといったかんきつ類とイチゴをふんだんに使い、タイムのソルベやカモミールのジュレでハーブの香りを添えています。ハーブ×フルーツのハーモニーがとても新鮮!
秋の初めには、マスカットや巨峰、和梨と、華やかなローズウォーターのジュレと、甘い香りのグリーンアニスのパンナコッタをあわせた「ブドウとローズのパフェ」がお目見え。砂糖&クリームは控えめで、ちょっぴり大人なテイストです。フルーツやハーブの香りと、さまざまな食感の相乗効果により、食べ終わる瞬間まで驚きと楽しさが続きます。
「華やかな香りに誘われ、優雅な蝶が舞い降りた、初秋の情景をイメージしています」と神通さん。パフェを前に空想をふくらませながら、親子でストーリーテリングが楽しめそう!
7席のみの人気店なので、電話予約をしておでかけくださいね。
※隠し味にリキュール等を使用することがあります。気になる場合は店にご確認ください
■DATA
所在地:神奈川県逗子市逗子5-5-10
定休日:火・水・木曜 ※臨時休業あり、売り切れ次第終了
営業時間:11:00〜17:00
予約電話受付時間:営業日の11:00~17:00
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」から徒歩で約7分、京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約3分
【JR逗子駅から徒歩で約3分】肉のプロによるパティが絶品! 「クラフツマンズ バーガー」
「Craftsman's burger」(クラフツマンズ バーガー)は、JR逗子駅前にあるハンバーガー&メキシカンショップ。精肉・食肉加工の専門家、邊見孝広(へんみたかひろ)さんの職人技が光る自家製パティが自慢です。
パティは既製品を使わず、ブロックで仕入れた肉をさばくところから手作り。ミンチではなく、大きめに肉をカットしてプレスしたパティは、肉厚でジューシー。食べ応えも十分で、「まるでステーキのよう!」と評判です。
数あるメニューのなかで特におすすめなのが「ベーコンチーズバーガー」。1週間かけて丁寧に仕込んだ燻製ベーコンは、鼻から抜けるスモークの香りがたまりません♪
そのほか、メキシカンフードや各種サイドメニュー、ソフトドリンク、クラフトビールなど、ハンバーガー以外のメニューも充実。いろいろテイクアウトして、逗子海岸で波の音を聴きながらピクニックするのも最高ですよ!
■DATA
所在地:神奈川県逗子市逗子1-5-21 第2菊池ビル3F
定休日:水・木曜
営業時間:11:00~15:00/17:00~20:00
※月曜のみ夜の営業はなし
※臨時休業あり
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」から徒歩で約3分、京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約4分
【JR逗子駅から徒歩で約4分】三崎マグロ丼や和のスイーツも!駅近の隠れ家「Zushiまりん」
JR逗子駅から徒歩約3分の細い路地にある隠れ家的なカフェ。かつて横須賀市の湘南国際村にあった人気店「子安の里まりん」が、逗子駅前でリニューアルオープンしたのは2019年2月のこと。元スタッフだった吉田綾乃さんが、前オーナーの引退を機に経営を引き継ぎました。
地元の食材をふんだんに使った和のカフェメニューが、この店の名物。人気No.1の「あわせ丼」は、佐島の釜揚げシラスと三崎マグロの特製漬けの両方が食べられる、贅沢などんぶりです。途中で太白ごま油をかけて味変を楽しむのが、まりん流。ほっとするような優しい風味の出汁巻卵やお味噌汁も付いています。
焼きカレーやグラタン、チーズハンバーグといった秋冬限定の洋食メニューは子供にもおすすめ。まりん特製の「キッズプレート」はハンバーグ・サラダ・デザートに、「まりんカレー」か「しらすご飯」が選べます。
ふわふわのシフォンケーキ、りんごとレーズンたっぷりのアップルパイなど、子供が喜ぶ素朴なホームメイドスイーツも充実。おしるこやあんみつといった和のデザートがあるのも特徴です。観光中に「少し休憩したいな」と感じたら、おいしいスイーツでホッとひと息ついてみては。
■DATA
所在地:神奈川県逗子市逗子2-6-5 I.D.Iビル2F
定休日:日曜 ※臨時休業あり
営業時間:11:30~17:30
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」、京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約4分
逗子のおすすめカフェMAP
逗子のカフェは、営む人のライフスタイルや生き方まで感じさせる個性的な店ばかり。潮の香りや海の風だけでなく、非日常感も楽しめます。ぜひ親子で足を運んでみてくださいね。
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
- ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。